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● インドの神々


ルドラ神 ルドラ神(ダーバン・スクエア、カトマンズ;ネパール)

「ヴェーダ」の神の一人であるルドラ神は、情け深さと怒りをあわせ持つ存在である。

彼は生殖者であり、また破壊者でもあるシヴァ神の原型だと考えられている。
 
ヴィシュヌ神 ヴィシュヌ神 :

宇宙は2回に分けて創造された。 その夜、ヴィシュヌは宇宙の海に浮かぶ、千の頭を持つ蛇の上で休息した。

自らの護持する世界について瞑想していると、彼のへそから金の蓮が生じ、そこから新たな宇宙の作り手、ブラフマー神が出現した。
 
アグニ(火)神           





          
アグニ神 :

インドに来たアーリヤ人はイランのアーリヤ人と同様に火を尊び、火を神としてあがめ、ヴェーダの祭式には常に聖火をともした。

この彫刻は火を偶像化したもので、左右にはバラモンの学生期の姿が描かれている。
 
インドラ インドラ :

ヴェーダでは主神とされる。

軍神で、雷電を武器とし、魔術を行う「活力の支配者」。

しばしば額に第3の眼を、ときにはこの図のように千眼を持つ。

後世、仏教においては帝釈天と呼ばれ、ブッダの敬虔な守護者となる。
 
三面のシヴァ神 三面のシヴァ神 :

ボンベイ湾のエレファンタ島石窟の中心に祀られたシヴァ神。

高さ5.4mで、ヒンドゥー教彫刻の最高傑作とされる。8世紀。