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インドでのソフトウェア・オフショア開発、ソフトウェア技術者のオンサイト派遣    ( インドへのオフショアリング、アウトソーシング等ビジネス・サポートを行います。 )
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● その他オフショア開発関連情報


■ オフショア開発センター
  特定の海外企業向けに専用のスタッフ、設備などの開発リソースを準備し、長期間、継続的にソフトウェアの開発・保守を受託するもので、オフショア開発の進化形である。

委託側のメリット 受託側のメリット
■継続的に開発から保守まで行うことができ、業務知識が蓄積され、効率的な作業ができる。

■プロジェクト単位の発注に比べて、オーバーヘッドが削減できる。
■安定した業務量が確保できる。

■業務ノウハウが蓄積できる。

■開発設備を効率的に活用できる。

■ オンショア・オフショアリング
 仕事をするためにオンショアに来た、オフショアの人材に仕事をさせる形態で、これはコスト削減目的というより、人材不足の補充が主目的です。
米国で発達し、英国へも広がっている。
英国技術人材派遣業協会ATSCoによると、2004年22,000人のIT労働者がイギリスで働くためのビザを取得。うち、インドが85%でトップ、米国が5%で第二位です。

■ インドのITes-BPOセクター
ITES-BPO(Information Technology Enabled Service and Business Processing
;ITを活用し、社内会計業務や顧客サポートといったその業務の全工程を一括して外部にアウトソーシングすること)
インドにおけるITES-BPO業界従事者数:35万人/2004年→47万人/2005年
インドのITES-BPO輸出:52億ドル、45%成長/2004年→73億ドル、41%成長/2005年
インドへのアウトソーシングにより、40-50%コスト削減と、フリーキャッシュフローの増加を実現。
Nasscomは知的処理のアウトソーシングが今後の有望分野とみています。

■ インフラ管理サービス
IMS(Infrastructure Management Service))
 IMSは顧客のIT資産の能力をモニターし、管理し、強化させるもので、データセンター、ネットワークなど、IT資産を管理し、ITセキュリティ、メンテナンス・サービスを行うものです。
 Nasscomではこの遠隔インフラ管理サービスの市場は、今後大きくなっていくとみています。

■ インドIT業界における女性
 アメリカでは、女性は経営者から敬遠されています。
 アメリカIT協会(ITAA)によると、1996年以降女性の中でIT部門で働く割合は18.5%も落ち込んできています。
 一方でインドは、ITでの女性の労働力は今後加速度的に伸びていき、IT雇用者の男女比は50:50になると予測しています。
 IT分野でのインド人女性は、たいへんやる気に満ちています。
 しかしながら現状では、女性はソフトウェア技術者の1/4以下で、76%は男性です。
 ソフトウェア大手のインフォシスやウィプロは率先して女性の拡大を図っています。
 インフォシスでの女性技術者数は、2001年に691名だったのが、今年は8,262名となっています。
 もしもこの女性ソフトウェア技術者の増加が実現してきたら、男女比は今後15ヶ月以内に65:35になるでしょう。
 この見通しは、インド人女性技術者が、結婚や家族とのかかわりよりも、ITでのキャリアを最優先に考えるという傾向からも言えることです、と評論家達は指摘しています。
 一方アメリカでは、1996年にIT労働者の40%以上が女性であったのが、2004年の最新の調査では、32%へと落ち込んでいます。
 このデータは、アメリカのIT業界での女性の数が大きく減ってきている事を示しており、経営層への進出も進んでいません。

■ オフショアリングが、BS7799のセキュリティ規格取得を促進する。
 企業などの団体がアウトソーシングベンダーや他の第三者(国内、オフショアにかかわらず)に顧客情報を扱うのを許す場合、そのデータがオフサイトでも保護されているという証拠を要求するようになってくるでしょう。
 セキュリティをきちんと確保してることを明確にするひとつの方法は、BS7799英国セキュリティ標準、あるいは国際的にはそれと同等なISO 17799の認証を受けており、社内でがセキュリティリスクを管理し、最小化するように運営されているサービス供給者を使うことです。
 この標準に準拠することは、セキュリティを保証することにはならないけれども、会社がリスク管理を真剣に行っている証明になります。
 この標準の理解はこの10年、特にここ数年でかなり進んできています。情報セキュリティ・マネジメント・システム(ISMS)国際ユーザーグループによると、2002年では世界で200未満の団体がBS7799の認証を受けました。今日ではこの数は1,870にまで増えています。
 日本のBS7799の認証数は1,080団体で、断然多くの認証を受けた国で、2番目はイギリスで215団体です。
 今最も認証を受けている国のひとつがインドで、第三位の131団体です。そして今年は、4月から28も増えています。
 「我々の顧客の大半はヨーロッパにいます。それで我々は、英国や欧州で最良のセキュリティ管理を、実践していることを示す必要があります。」

■ インドの賃金上昇率
2004年:12-15%

■ インドのITソフトウェア上位
1.TCS(タタ・コンサルタンシー・サービシズ)
2.インフォシス
3.ウィプロ
4.サティヤム・コンピュータ
5.HCL

■ 韓国のインドへの取り組み
  韓国でもIT業界においては労働力難であり、これを解消するため、IT分野の高級海外人材に発給しているITカードの所持者のうち、半分以上がインド人である。

   情通部の集計によると、02年から今年9月末までITカードの発給件数は計838件で、うち435件がインド人に発給された。
  次いでベトナム(94件)、ロシア(84件)、独立国家連合(CIS、55件)、中国(47件)などの順である。

   情通部の関係者は「インドの技術者は、世界的にソフトウエア部門で卓越した技術力が認められており、インド出身のエンジニアを好む国内企業が増えている」と述べた。

   ITカードは、IT関連技術開発エンジニアや、海外マーケティング分野で5年以上勤務した経歴がある外国人に発給される。
  IT分野の専門技術人材が不足する中小企業の労働力難を解消し、海外の優秀な技術を導入して技術力を高めるための支援制度。


 ■まず韓国に入るIT技術者の半数がインド人である。

 ■そして中国人はわずか5%。

 ■他方日本では、2/3は中国人です。

 ■これから言えることは、インド人や旧ソ連諸国が多い事をみると、韓国で英語で仕事してるとみれること。

 ■また韓国内でのオンサイト業務では、韓国人とのコスト差をないと思われますので、純粋なハイスキル人材の確保であるという点です。

 ■またなぜ中国人がこれほど少ないか、という点では、ハングルはもちろん、英語を話す中国人が限られるからでしょう。

 ■また日本では、旧ソ連諸国からのオンサイト技術者についてはほとんどノーマークのように思われます。

 ■日本も多少英語で仕事する方向に持っていかないと、優秀なインド人やロシア人などをとり損ねる懸念があります。

■ ネパールのソフトウェア業界
  ネパールは、インドの隣国で、インドのソフトでの成功に学んでいます。
  インドに比べてコストが安いのが魅力です。

  またネパールでは、毎年4,000名のIT技術者の人材を輩出しています。
  日本のソフトウェア開発受託を狙って、日本語対応能力の向上に力を入れています。

■ ネパールのソフトウェア業界
  ネパールは、インドの隣国で、インドのソフトでの成功に学んでいます。
  インドに比べてコストが安いのが魅力です。

■ ルーマニアのソフトウェア業界
  ルーマニアのソフトウェア開発者の平均年収は6,000ドルで、国内平均年収3,300ドルの倍
  ルーマニア・オラクルで働く開発者の年収は、15,000〜35,000USドル。
  ルーマニアには45,000人のソフトウェア開発者がおり、年8,000人が新たに誕生しています。
  労働者のコストの安さに加えて、ルーマニアが持つ最大の利点の一つは数ヶ国語に通じた労働力です。ほとんどのルーマニアのIT専門家は英語を話し、多くはフランス語、ドイツ語、スウェーデン語、フィンランド語、ギリシャ語、デンマーク語やその他の言語も話すことができます。

■ オフショアリングがアメリカのコンピュータ系学生を減らす
  カリフォルニア州技術担当幹部のヨゲシュ・グプタ氏は、「仕事がオフショアへ移るというマスコミの過剰な宣伝が、コンピュータ・サイエンス・コースへの入学者数の減少につながっています。これは中期的に資質を持った人がいなくなることにつながってきます。」彼はコンピュータ・コースへの入学者がここ数年で50-60%減少している現状は、卒業後の仕事について自信を失わせているからだと批判しています。

■ オフショアリングがアメリカのコンピュータ系学生を減らす
  ベトナムのソフトウェア業界の成長率は、2005年までの3年で年30-45%です。

  ベトナム・ソフトウェア協会(VINASA)のギア・ビン会長によると、2004年にベトナムでは、4,500万ドル相当の輸出を含め、外国のパートナーから1億7千万ドル相当のソフトウェア・プロジェクトを受注しています。

  多くのベトナムのソフトウェア企業は、売上げの80-90%を輸出で得ています。

  ベトナムには現在15,000人のエンジニアや専門家がおり、600以上のソフトウェア企業があります。その多くはCMMを得ており、特にFPTやPSVは、最高ランクのCMMレベル5を得ています。

  ホーチミン市に、最初のソフトウェア製造拠点となるQuang Trungソフトウェア・パークは2001年3月に業務を開始し、外国企業を含む69もの投資を得て、2,200人以上の専門家が働いています。

  ベトナムのソフトウェア産業は、人材育成に最大の力を注いでいます。数百人のソフトウェア技術者が、日本の海外技術者研修協会(AOTS)のプログラムやその他ソフトウェア・トレーニング・プログラムに従い、日本へ派遣されています。

■ ドイツ銀行はアウトソーシング先に、ロシアLuxsoftを選びました。
  ドイツ銀行は結局、2000年に設立され、ソフトウェアエンジニアがIBMなどさまざまな多国籍企業での経験を持っている、ロシアのLuxoftというソフト会社に出すことにしました。その若い会社はエンジニアが1,000名を超えるまでに、急速に成長していました。顧客には、ボーイング、デル、IBM、キャタピラーなどがあります。Luxoftはロシアの最高の大学と密接な関係を築くことにより、最高の才能をひきつけ、同時に労働コストを低く抑えるように管理されています。その会社は、才能を持ったコンピュータ・サイエンスの大学生へのトレーニング・プログラムや、その学生が実際のプロジェクトを経験できるような援助をしています。

■ ロシアのソフトウェア業界
  古いシステム・ソフトウェアを維持することに理想的に組織され、オンショアの従業員から明らかな同意を得ることなしにものごとを進めることのないインドとは対照的に、ロシアのIT専門家は因習にとらわれず、あるいは短気でもあり、ものごとをすすめて行くという傾向があります。

■ A.T.カーニー・グローバル・サービス・ロケーション指数のランキング
A.T.カーニー・グローバル・サービス・ロケーション指数は、コスト、人材のスキルと供給力、さらにビジネス環境という3つの主要分野の40項目で、世界の上位40カ国を分析したものです。

この指数は、A.T.カーニーの調査と契約の経験から、オフショアリング先を決定する要因を重み付けして算出したものです。

コスト・メリットがオフショアリングの主要な要因ですので、金額要素が全指数の重みの40%を占めています。人材のスキルと供給力とビジネス環境は、それぞれ30%の重みです。

1位:インド
2位: 中国
3位: マレーシア
4位: フィリピン
5位: シンガポール
6位: タイ
7位:チェコ
8位:チリ
9位:カナダ
10位:ブラジル
11位:米国
11位:ポーランド
12位:エジプト
13位:インドネシア
14位:ヨルダン
15位:ブルガリア
16位:スロバキア
19位:ハンガリー
24位:ルーマニア
27位:ロシア(賃金上昇)

エジプトやヨルダン、UAEやガーナといった国々も、アウトソーシング先の国としてより魅力的になってきている

■ ロシアのソフトウェア業界
  古いシステム・ソフトウェアを維持することに理想的に組織され、オンショアの従業員から明らかな同